archive: 2006年08月  1/1

* マンタロウと過ごした南仏の夏 -mon été en provence avec lui-

真夏の夜。南仏のゴルジュ・デュ・ヴェルドン。あまりの暑さに,涼を求めて入った渓流沿いのカフェ。ミネラルウォーターを頼むと,黒のタブリエを腰に巻き付けた,渋いギャルソンさんならぬ,夏休みで帰省中らしき学生バイトの男の子が,つめたく冷やしたエヴィアンのボトルを持ってきてくれました。目の前で王冠を手際よく開け,テーブルに置いて去ってゆく。それを,自分でグラスに注いで・・・。あの頃は,フランス語がほとんど...

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* フランス映画 『禁じられた遊び 』 Jeux Interdit de René Clément

いまさらですが,ルネ・クレマンのフランス映画『禁じられた遊び』(1951)を観ました。”Jeux interdits” / 邦題「禁じられた遊び」 (1951 / 97min)  René Clément・・・衝撃でした。観終わった後,しばらくの間,呆然としてしまいました。1年のうち,運がよければ数回,そんな,心を深くえぐるような作品に出会うことがあります。数カ月前に読んだ小説も,そうでした。うわべだけの仮初めの平和を,それと知...

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*フレンチ・ロック ”僕はまだ血を流している” 

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アイツは,キミの体に触れることができる。アイツは,キミの香りを嗅ぐことができる。キミの視線を浴びて,アイツはもっと強くなる。僕に,キミの声の熱さを感じさせてくれ。すごく苦しいんだ。ほんとだよ。僕の魂に,ずっと前から刻み込まれた涙。キミを見てごらん。涙の影さえ見あたらない。僕は血を流す。死に瀕して微笑んで。僕の体。赤い血にまみれてる。最後の力を振り絞って,キミを傷つけよう。アイツは,眠るキミにやさし...

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*ル・モンド社説 -幻想から混沌へ-(後半) : イスラエル=レバノン紛争解決 ④

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前回に引き続き,ル・モンド社主コロンバニ氏による社説の後半部分です。あまりの長さに気が遠くなりかけ,3部に分けようかと迷ったけれど,キリがないので,一気に訳してスッキリしたいと思います。(え?誰が?・・・ワタシガ,です。)前置きはこの辺にして,さっさとGO!:Du fantasme au chaos par Jean-Marie ColombaniLE MONDE | 31.07.06© 『アメリカの不在---Absence américaine---』我々は,イスラエル=レ...

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*ル・モンド社説 -幻想から混沌へ-(前半) : イスラエル=レバノン紛争③

今日はルモンドの社主,ジャン=マリ・コロンバニ氏による社説です。このヒトが書くと長いんですけど・・・。いつもの社説の3倍の量だし。まあ,ルモンド王国の王様ですし。今までのヒズボラ=イスラエル紛争をとりまく各国の思惑も含めて,彼の大局的分析と考察は,さすがに読み応えがありました。とにかく長いので,気合いで(笑)訳します。2部に分けてGO!:Du fantasme au chaos par Jean-Marie ColombaniLE MONDE | 31.07....

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