* 2007年フランス大統領候補者たちの仁義なき戦い。(随時更新 : 最終更新03/23)

2007年5月の大統領選に向けて,熾烈な闘いを繰り広げる大統領候補者たち。今日はそんな彼らと支持率,プロフィールを紹介しますね。(文字が小さいのでフォント=大 推奨

2007フランス大統領選挙の主な候補者と支持率

* 支持率は2月7日付 France2公表:IPSOS(イプソス)とLe Point(ル・ポワン)の世論調査による 】
 * → 同機関による3月08日付の最新世論調査を追加。

* 各候補者のプロフィール等は管理人の個人的かつ主観的見解を含みます。ご了承ください 】
* 各候補者の情報は随時更新してゆきます。更新箇所にはが付きます。* 最終更新 : 03/23

男性の候補者 / 女性の候補者 / * 各候補者の写真→click


ニコラ・サルコジ( Nicolas Sarkozy )
・・・34%→32,5%

1955年パリ生まれ。父はハンガリー地方貴族出身,母方の祖父はスペイン系ユダヤ人医師。現内務大臣。エドアール・バラデュールの秘蔵っ子であるサルコジは,与党 UMP(国民運動連合/右派)党首でありながら,シラクの宿敵でもある。現在,『 次期大統領に最も近い男 』 と目されている。立候補表明以降,いままでの低音のドスをきかせた大声をやめ,ソフトで静かな話し方に豹変。母性と女性らしさを前面に出すロワイヤルを明らかに意識した作戦のよう。
* 長所

 * 率直な物言い。有言実行。強力なリーダーシップとカリスマ性。
 * 現内相であるためメディアでの露出度が高い。
 * 話術に長け,討論でその実力を遺憾なく発揮する稀代の論客。
 * 経済界,メディア界での強力なコネクション( 出版社アシェット,TV局TF1,新聞紙ルモンドなど)。
 * 党内での絶大な支持。優秀なブレーン。
 * ゴーリズム(ド・ゴール主義)・旧シラク体制との断絶を掲げる。
 * 有能で豊富なスポークスマンたち。
* 短所

 * 警察権力を安易に使う。
 * 大衆扇動的な言動。冷徹な移民対策。
 * 親ブッシュ政権。
 * ジョニー・アリデイ,ジャン・レノ,ドック・ジネコ等,国民の人気取りを念頭に置いた軽薄な交友関係。
 * 党の集会をショータイム化する傾向。
 * 大統領選に立候補を表明しながら内相を辞任しない。
* 引用

 *
レクスプレスのC ・バルビエによれば,彼が大統領になれば『 フランス国民は警察官に24時間怒鳴られ
  ているような気分になるだろう 』。
 * CSA(視聴覚高等顧問院)を束ねるロラン・カイロルによれば,現在の UMP(現・与党)は『 サルコジの巨大ファンクラブ 』。
* 口ぐせ
ジャーナリストのインタビューに答える際,相手の名前をやたらに連呼して威圧する。
* 近況

 * フランスの大物政治家シモーヌ・ヴェイユ女史がサルコジ支持を表明。ヴェイユはもともとUDF(バイルが現党首)の創立メンバーのひとりだったが,バイルと対立し,バイルの政敵であるサルコジ支持にまわったよう。
 * シラク引退表明後,シラク派(シラキアン)のド・ヴィルパン首相などがサルコジ支持を続々と表明。シラキアンの中で唯一人,サルコジ支持を明言していないジャン=ルイ・ボルロー雇用・労働・社会統合相は,昨夜(3月11日)フランス2のニュースに出演し,『 サルコジを支持する条件は,彼がわたしの提案するマニフェストを取り入れることだ。 』と述べ,明言を避けた。
 * シラク大統領は前述の演説中,サルコジ支援を一言も口にせず,『 いずれ,わたしが支持する者を明らかにする時が来るだろう 』と含みを持たせた。同じ党に属する政治家でありながら,最後まで二者の長年にわたる確執を窺わせた。フランソワ・バイルの追い上げが厳しくなる中,サルコジとしては一刻も早く,現大統領による支持確約が欲しいところ。
 * 内務大臣兼任への批判の高まり を考慮し,3月末に内相を辞任するそう。
 * サルコジ支持を表明したシモーヌ・ヴェイユ女史(前述)だが,サルコジが打ち出した『 移民・国民身分省 』の構想に早くも不快感を表明し,『 非常にあいまいな名称で,全く気に入らない。移民・同化省の方が好ましいわ。』さすがのサルコジも,これには歯切れの悪いリアクションしか返せずじまい。大物ヴェイユを味方につけ喜んだのも束の間,政界の女傑は一筋縄ではいかないようです。
 * ようやくシラクがサルコジ支持を明言。支持の根拠は,『 与党(UMP)が擁立した候補者を私が支持するのは当然 』だから。・・・非常に消極的な理由ですね(笑)。サルコジが95年の大統領選でバラデュールを支持し,シラクから裏切り者のレッテルを貼られて以来,ふたりは同じ党に属しながら犬猿の仲。今回,サルコジ支持演説の中でさえ,一度も『 サルコジ 』という固有名詞を口にしなかったシラク大統領でした。。。


セゴレーヌ・ロワイヤル( Ségolène Royal )
・・・27%→26,5%

社会党。1953年ダカール(セネガル)生まれ。8人兄弟の4番目。軍人であり超保守的な父の意に反し,『自立した女性』を目指してエリートコースを歩む。25才の時,母との離婚を拒み,子供たちへの養育費や学費の支払いを拒否していた父を訴え,勝訴する。現首相ドミニク・ドヴィルパンとはENAの同期。同じく同期の社会党第一書記フランソワ・オランドは公私ともにパートナー。愛称:セゴ。* 詳細記事
* 長所

 * 優雅でエレガントな外見と物腰。
 * BCBGをベースに流行をほどよく取り入れたファッションセンス。(お気に入りは PAUL KA
 * 環境保護,教育,家族,青少年問題に精通。
 * 夫( オランド第一書記)は党内ナンバー1であり,その温厚な性格は党内の調和に役立っている。
 * ロワイヤル選挙チームのスポークスマン(のひとり)は,若者に絶大な人気を誇る元教育相ジャック・ラング。ロワイヤルのために出馬を断念した彼だが,今ではロワイヤル人気を支える強力な戦力となっている。
* 短所

 * 社会党の中でも『最も右』と言われる保守的政治指向。
 * 政治方針を明確にせず,国民の意思に委ねる傾向にある。
 * EUに対する将来的視野があいまい。
 * 議論に弱い。TVやラジオの生放送でのインタビュー,討論には不向き。
 * ケベック州独立問題について言及し,カナダ政府から顰蹙(ひんしゅく)を買った。
 * 上記スキャンダル後,今度は有名人の物まねを得意とするジェラール・ダオンが,カナダ首相を装ってロワイヤルに電話。ダオンを本物と信じたロワイヤルはまんまと罠にひっかかり,コルシカ島(現フランス領)の独立に話が及ぶと,『(独立に)フランス人達は反対しないと思う。』 『ここだけの話にしておいて』。これらの会話がラジオ番組で公開され,再びスキャンダルに。
 * メディアを警戒し神経質になるあまり,ジャーナリスト達との関係は良好とは言い難い。
 * 演説などでの極度にゆっくりとした話し方は,まるで小学生相手に話す先生のよう。
 * コロコロ変わる選挙公約。
* 近況

 * ロワイヤルの新・選挙対策チームメンバー決定。元首相であり,今回の出馬を断念したリヨネル・ジョスパンをはじめ,同じく大統領候補として党の公認を競ったライバル,DSKことドミニク・ストロス=カンとロラン・ファビウスを呼び戻し,関係修繕をアピール。
 * 上記3名は旧社会党体制の流れを汲む大物政治家---いわゆる『 エレファン 』(象)---と呼ばれるだけに,彼らを抱き込んで社会党結束を図った賢明な戦略と見るか,社会党に新風を吹き込むはずだったロワイヤルのイメージとの矛盾と見るか,意見が分かれるところ。サルコジはロワイヤルの新メンバーについて,『 すばらしくモダンなセレクトだ 』とさっそく皮肉った。


フランソワ・バイル( François Bayrou )
・・・14%→18,5%

目下,いちばんの注目株。ピレネー出身。『中道派』を掲げる UDF(フランス民主連合)党首。敬虔なカトリック信者。『 フランスメディアが大統領選を,サルコジVSロワイヤルの二極化に仕立て上げている 』と糾弾。地道に,しかし確実に支持を集めている。当初は大統領になる可能性は限りなくゼロに近いと予測されていたが,サプライズとなり得るか?
* 長所

 * ソフトな外見と,おっとりした話し方,温厚な性格。
 * 10年の教師経験。他宗教,フランスの歴史に造詣が深い。
 * 趣味は競走馬を育てること。ピレネーの自然をこよなく愛する。
* 短所

 * 以前,なたね油で走るエコなバスで選挙運動をしたことから,『 ムッシュー・なたね油バス 』のあだ名が。
 *その夢見がちな性格からマリオネット政治風刺番組で定期的にからかわれる。
 * インタビュー中,妙に間の空いた返答や,『 あん? (hein?) 』と聞き返すなど,ちょっとのんびりしすぎ。    * UDFの『 中道派 』としての位置づけは,そのまま党の政策的曖昧さにつながっている。
* 近況

 * 名物(?)政治家アンドレ・サンティニ( UDF )がサルコジ支持を表明。バイルから党を除名される。
 * ロワイヤル現象に続き,『 バイル現象 』を巻き起こし,『 第三の男 』として,世論調査ではここ最近人気急上昇のバイル。大統領選はサルコジVSロワイヤルの二大対決ではなく,バイルを含めた三つ巴(みつどもえ)の様相を呈し始めた。バイルについては近日,記事をUP予定。
 * もし大統領に選ばれた場合は(←気が早すぎ!)内閣に左派(特に社会党)の政治家も起用する可能性を示唆し,中道派とはいえ現在の与党(右派)の流れを汲む党首の発言に,メディアもびっくり。ラブコールの相手は,ドミニク・ストロス-カン,ベルナール・クシュネールなどを念頭に置いているといわれる。
 * 上記のうわさに対しドミニク・ストロス-カン(DSK)が『 バイル内閣に加わるつもりはない 』と表明。それに対しバイルは『 DSKを内閣に招くなど一言も言っていないのに,さっそく断るとは,DSKはおもしろい人だね 』と,早くも舌戦を繰り広げている。
 * 3月10付のIFOP-Fiducial(イフォップ・フィデュシアル)による最新の世論調査では,初めてバイルがロワイヤルと同等の支持率23%で同2位に。( 支持率1位のサルコジは28% )


ジャン=マリー・ルペン( Jean-Marie Le Pen )
・・・13%→13%

極右政党・国民前線(FN)党首。今年79才!ブルターニュ出身。父は漁師の網元だったが,戦中ナチスの魚雷により死亡。『ル・ペン』はブルトン(ブルターニュ語)由来の名字。娘のマリー・ルペンは一時は党内で父と対立したものの,現在は父を凌ぐ極右ぶりと男勝りの豪快な話し方で党スポークスマンとして活躍(?)中。
* 長所

 * 政治家らしからぬシンプルで端的な言葉遣い。
 * 14才で戦争孤児(前述)となり,奨学金援助を受けながら学業を終え,生活のために時には鉱山の坑夫,時には漁師としても働いた苦労人。外国人部隊のパラシュート部隊の経験もある。
 * ハードな極右からソフトな極右(って何?)に方向転換中だとか。
* 短所

 * 極右。人種差別的発言。移民排他主義。ホロコースト再考論者。
 * フランス国籍血統主義。二重国籍廃止主義。
 * 脱EU。ユーロ廃止。時に品性に欠ける話し方。大言壮語の傾向。
* 近況

 * 様々なメディアを通じて,『 署名が(500票に)足りず,苦労している。力を貸してほしい』と呼びかけているが,敵陣からは,『 ル・ペンお得意の演出だ。ル・ペンはとっくに500票獲得しているのに,出馬するたびに”署名が足りない”と騒ぎ立て国民の同情を集めようとしている 』との声が続出。真相やいかに。
 * 3月10日,ル・ペンの選挙事務所によれば署名は『 あと47票足りない 』。・・・本当?
 * 3月14日,満面の笑顔で535の署名を提出!正式に大統領候補に。・・・やっぱりウワサどおり,とっくに500集めてたんですねー。最後の4日間だけで議員署名が85票も増えるわけないし,やっぱり今までの発言は全部ウソ・・・。仏メディアも,ルペンの『 悲劇の犠牲者ぶり 』が功を奏したらしい,と伝えています。11日,シラク大統領は引退宣言で,『 過激な考え(極右のこと)とは手を組むな。フランスは寛容な国であるべきだ。 』とフランスの良心に訴えたけれど,もうすこし早く発言していれば,ルペンに署名を与える市長も減ったと思うのだけど・・・。
 * 口ぐせ
『 ネスパ? 』( N'est-ce pas?=そうじゃないですか?)


オリヴィエ・ブザンスノ ( Olivier Besancenot )
・・・2,5%→2,0%

極左 LCR(革命的共産主義者同盟)のスポークスマン。アンチ・リベラル。ふだんは郵便配達員さん!
* 長所

 * 近所のお兄さん的な親しみやすさ。
 * 若さと情熱。議論達者。
 * 大統領候補としてTV討論番組に出演する際も,他の候補者がスーツでキリリと決めているのを横目に,いつものふだん着でのんびり。労働者・弱者の側に立った政策。具体的な提案。
* 短所

 * あまりにも『 その辺にいるヒト 』な外見のため,ごく最近まで警察官に頻繁に職務質問されていたそう。
 * 政治家特有の狡猾さに欠けること?
* 近況

 * 3月16日,最終的に集めた署名は551票。本人は『 ぎりぎりまで本当にサスペンスだった 』と,胸をなで下ろしている。正式に大統領候補に。


マリー=ジョルジュ・ビュフェ( M-G Buffet )
・・・2,5%→2,0%

フランス共産党書記。現在は大統領選に向け辞職し,『大衆の左派アンチリベラル』の旗の下に立候補。
* 近況

 *3月14日現在,署名500票確実。
 * 900の署名を獲得。正式に大統領候補に。


ジョゼ・ボヴェ( José Bové )
・・・2,5%→1,0%

農民運動家。アンチ・グローバリゼーションのカリスマ的リーダーとして国民的人気を誇る。宿敵はマクドナルドと遺伝子組み換えトウモロコシ!昔の兵隊さんのような口ひげがトレードマーク。
* 長所

 * 反権力。反戦主義。反グローバリゼーション。
 * 農業に携わる人たちの代弁者。人間の健康安全と地球の環境を第一に考える農業を提案。
 * そのイメージに反し(?),英語能力は候補者達の中でもダントツの,バイリンガルレベル。
 * フランス全土にわたる抜群の知名度と人気。
* 弱点
: 常に訴訟中。今回も遺伝子組み替えトウモロコシを引き抜いたことによる器物損壊罪で,破棄院によ  り禁固4ヶ月の刑が確定したばかり。フランス史上初,刑務所の中から選挙活動を余儀なくされることに?
* 近況

 * 3月14日の時点で署名は461票。署名が足りないのは社会党による圧力が原因だ,と糾弾。
 * 締めきりギリギリ(3月16日)で504の署名を憲法院に提出したが,それらが正式に有効とされるかは月曜日まで未確定。ボヴェおじさんが大統領候補になるか否かは来週のお楽しみ!
 * ボヴェおじさん,正式に大統領候補に認定されました!(03/20)


ドミニク・ヴワイネ ( Dominique Voynet )
・・・2,5%→1,0%

左派『緑の党』創設メンバー。麻酔医。EU議員。上院議員。元・環境大臣。ヒマワリのような明るい笑顔で環境保護を促進中。
* 近況

 * 2月下旬の時点で,425票の署名を集めている。
 * 署名は490票に。(03/14)
 * 最終的に648の署名を集め,正式に大統領候補に。(03/16)


アルレット・ラギエ ( Arlette Laguiller )
・・・1,5%→1,5%

極左政党 LO(労働者の闘い)。大統領選の初出馬は1974年の大ベテラン。フランス初の女性大統領候補だった。以来,今日まで労働者の権利の保護,労働環境の改善を,労働者組合(特にF.O.)を通じて主張してきた。戦う労働者たちのアンジュ・ガルディアン(守護天使)的存在であり,労使側にとっては非常に手強い敵。
* 近況

 * ラギエは今回の大統領選を『 最後の戦い 』とし,女性の後継者に跡を継がせたい意向。
 * 2月下旬の時点で,署名500票をじゅうぶんにクリアした模様。正式に大統領候補となるだろう。
 * 500以上の署名(数は未確認)を獲得し,正式な大統領候補に。(03/16)


フィリップ・ド・ヴィリエ ( Philippe de Villiers)
・・・1%→1%

MPF(フランスのための運動)党首。ルペン率いるFNと何が違うのか?というくらいの極右的政策を打ち出している。EU憲法反対を呼びかけ,特にトルコのEU加盟反対を声高に主張して注目を浴びた。自らの出身地であるヴァンデ地方では圧倒的な支持を誇る。ことあるごとにルペンといがみ合っているが,ハタからみれば近親憎悪にしか見えない。だが,彼やルペンが確実に支持率を伸ばしていることからも,フランスの深刻な亀裂が見て取れる。『移民はイヤだし,トルコがEU加盟ってのもどうかと思うけれど,ルペンに投票するには良心が痛むし・・・ 』 という人の支持を集めている。
* 長所

 * 強いて挙げるなら,16世紀末から代々続く貴族の家柄?本名は,フィリップ・ル・ジョリ ・ド・ヴィリエ・ド・サンティニヨン。
 * トルコEU加盟反対など,フランス国内でタブーなテーマにあえて挑戦してスコア獲得。
 * ヴァンデ県が経済的に立ち直ったのは,ド・ヴィリエの政策に負うところが大きい。
* 短所

 * ルペンと何ら変わらぬ極右思想。
 * 独特のねばりっこいしゃべり方。(←すみません~)
* 発言
:『 サルコジはシラクのデジタル版だ 』( とゆーことは,シラクさんはよっぽどアナログ・・・)
* 近況

 * 署名まであと50数票足りないそうです。(2/20現在)
 * 署名530票提出。正式に大統領候補に。(03/14)


フレデリック・ニウス ( Frédéric Nihous )
・・・1%→1%

猟師。法律家。ハト狩猟協会会長。『狩猟・漁猟・自然・伝統党』の党首。・・・はとぽっぽの敵~。フランスに約130万人いるとされる狩猟愛好家たちを味方に付けることができるか?ただ,あまりにも地味な存在のため,メディアへの露出も僅少。
* 近況

 * メディアが彼を無視している間に,いつのまにか630もの署名を集め,堂々の大統領候補者入り!メディアもびっくり~。(03/16)


コリーヌ・ルパージュ ( Corinne Lepage )
・・・1%→0,5%

CAP21(21世紀のための市民参加党)党首。
* 近況

 * 最終的に立候補を断念。フランソワ・バイル支持を表明。立候補に必要な署名500の獲得が到底不可能だったため,早めに断念した模様。


ニコラ・デュポンテニヤン ( Nicolas Dupont-Aignan )
・・・0,5%→0,5%

DLR(立ち上がれフランス共和国)創設メンバー。EU憲法反対派。サルコジと対立し,2007年1月に与党UMPを離脱。無所属で立候補予定。
* 長所
: サルコジ台頭,シラク派衰退で瀕死のゴーリズム(ド・ゴール主義)を至上主義とする稀少な政治家
* 短所
:その存在意義と政策を明確に示せず,国民の理解を得られていない。
* 近況

 * 2月下旬の時点で,署名は425票前後。
 * 最終的に署名500を集められず(450票),大統領選から脱落。


ジェラール・シヴァルディ ( Gérard Schivardi )
・・・0,5%

すみません,このヒトすっかり忘れてました~。(おいおい・・・)
この方,そんなに重要じゃないと思ってリストから除外したのですが,ちゃんと539の署名を獲得し(←ルペンよりも多い!),正式に大統領候補になりました。どうやらこの人は,仏メディアからシカト状態だったらしく,ニュースに採り上げられることが異常に少なかったのだとか。この辺もちゃんと調べておきます・・・。も~ほんとうにごめんなさい・・・。


決選投票がサルコジVS.ロワイヤルになった場合の支持率2月19日現在

ニコラ・サルコジ( Nicolas Sarkozy )
・・・54%

セゴレーヌ・ロワイヤル( Ségolène Royal )
・・・46%

* サルコジ=ロワイヤルの二大候補以外に注目すべき点は,フランソワ・バイル,ド・ヴィリエ,ルペンがどれだけ追い上げるか,でしょうか。ちなみに大統領選の正式な立候補者となるためには,公認を認める議員の署名が最低500必要。( フランスには47,289人の議員がいます。署名の提出期限は3月16日。)たとえ国民に一定の支持があろうとも,上記の候補者たち全てがこの500の署名を獲得できるわけではありません。また,4月22日の第1回投票を勝ち残り,5月6日の決戦投票に進出できる候補は2人だけです。

6 Comments

ちぇぶ  

楽しく?読ませてもらいました☆いろんな候補者がいるんですねぇ@@;上の二人くらいしか知りませんでした。ほぼこちらのブログからの情報です^^たまにニュースでフランスの政治家の名前が読み上げられるとあっ!知ってる!!あーこの人がサルコジかぁとすごい親しみを持ってみてしまう単純な私です。

最終的にどうなるのか?私も見守りたいと思います。

2007/02/12 (Mon) 00:58 | EDIT | REPLY |   

bébépiupiu*  

i-40 to: ちぇぶさん

わー!読んでくださったのですねi-237
すごく長いのに,お疲れさまでした☆
そんなふうに言っていただけると,
がんばって作成した甲斐がありました~i-241
とってもうれしいです。

> すごい親しみを持ってみてしまう

ほんと,そういうふうに思ってくださるのが
いちばんうれしいんです~i-189
この記事は,これからも最新情報を随時書き足してゆきますので,
また忘れた頃にでも覗いてやってくださいねi-221

2007/02/12 (Mon) 13:55 | EDIT | REPLY |   

ちぇぶ  

ベベピウピウさんが私のようなおバカさんにもわかるように易しく丁寧に書かれているからでしょうね!!それにそれぞれの特徴が明確なので面白いです☆
これからも楽しみにしてますね☆

2007/02/14 (Wed) 01:01 | EDIT | REPLY |   

bébépiupiu*  

i-77 to: ちぇぶさん

とんでもないですー!i-183
ちぇぶさんが,いろんな方面にアンテナを張りめぐらしている視野の広い方だからこそ,
こんな記事も読んでくださるんですよぉ~i-189

それぞれの候補者さんの政策はもちろん大切ですが,
コチラではどちらかというと,候補者のパーソナルな部分や人間性を
紹介してゆけたら・・・と思っています☆

読んでくださって,ほんとうにありがとうございますi-265

2007/02/14 (Wed) 22:30 | EDIT | REPLY |   

ちぇぶ  

今日のニュースでルペン・バイル両氏を見ましたよ☆
名前と顔とどんな人なのかが一致して面白かったです^^

ますます選挙が楽しみになりました~!

2007/03/07 (Wed) 11:51 | EDIT | REPLY |   

bébépiupiu*  

i-40 to: ちぇぶさん

ちぇぶさん,こんばんは!

ルペンとバイルが日本のニュースに?
わたしも彼らが日本でどんなふうに報道されたか
観てみたかったですi-236

ふたりがどこまで票を伸ばすが
興味津々ですね~i-278

2007/03/07 (Wed) 23:39 | EDIT | REPLY |   

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