Un autre visage de Paris ; Celui des graffitis (パリ,もうひとつの顔)

* un grand remerciement à / special thanks to : qp de paris

【 パリ19区Stalingrad(スターリングラード),高架下より。 撮影 ; うちのパリ特派員サン 】

パリは,いたるところにグラフィティがある。

とはいえ,16区や8区などの高級住宅街にはほとんど見られないけれど,
(描かれたとしても,すぐに消されてしまうから)
庶民的なカルティエであればあるほど,
若者やアーティストらが,思いの丈を込めて自己表現した作品が見られる。
路上駐車したトラックやお店のシャッターに,翌朝
鮮やかなグラフィティが施されているのも,珍しいことじゃない。

パリに住んでいた初期の頃,話題になったストリート・アートと言えば
地面や街角の壁に出没した,カラフルなスペース・インヴェーダー
今やサイドビジネスの成功(?)ですっかり”セレブ”化した,
ムッシュ・Aというヘンテコなキャラクターを描くAndré (アンドレ)氏は,日本でもお馴染み。
(個人的には,反骨精神のないハイプ嗜好のグラフィティ・アーティストは好きになれないけれど)

そして,わたしのお気に入りは,”きいろネコ”。
6区のアパルトマンの最上階の壁(屋根をつたって描いたらしい)や
セーヌ河沿いの木に住み着いているのを発見したのが,きっかけです。

ギョロっとした目と,歯をむき出してにんまり笑っている,きいろのネコ。
トトロに出てくるネコバスみたいなヤツです。
きいろネコをあちこちの壁にこっそり(?)描いているのが,
フランス系スイス人の,ムッシュ・シャ(M.CHAT=ムッシュ・ネコ)。

(彼のMySpaceに流れる plus de pouvoir de chat は,ネコ好きさん必聴!)
『 どうやってこんな所あんな所までよじ登ったんだろう? 』
・・・なんて,想像するのも楽しい。
きいろネコはフランス国内だけじゃなく,世界中の都市を侵略中だとか。

もし,どこかで”きいろネコ”を見かけたら,
負けずににんまり笑い返してあげてくださいね。