* わたしのボロボロカメラへ。

image by © bébépiupiu*
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8年近くお世話になった,わたしのボロボロのデジカメとも
そろそろお別れです。

「初めてのデジカメだし,これぐらいの安物が自分にはちょうどいいだろう」
・・・と軽く考え,用事でパリに来ることになった知人に
日本から買ってきてもらったのが,はじまり。

知人によると,”生産終了につき現品限り”ということで,
さらに安く叩き売られていたのだとか。

まさか,それから今までずっと,愛用することになるなんて。
フランス各地をはじめ,ヨーロッパ各国に連れてゆき,
猛暑の日々も,極寒の地でも,がんばってくれた。

サハラ砂漠ではレンズ部分に砂が入り,瀕死状態に。
一時帰国するたびに,修理に出したっけ。

そのうち,あまりにも古い機種でもはや交換部品もなく,
修理不可能になってしまいました。
サハラの後遺症でレンズの開閉はその日の気分次第だし,
単3乾電池(!)が2個も入っているので重いし,
しかもその電池を入れる部分のフタが閉まらなくなり,
テープをぺたぺた貼られて,満身創痍。

でも,長年使っているうちに
カメラはいつのまにか,わたしの手にしっとりと馴染み,
心に残る思い出のひとつひとつを,しっかりと記録してくれました。

そうして8年経った今でも,(カメラの機嫌のよい日には)
まだ,こんなふうに写真が撮れます。

だから,あと,もうすこし。

もうすこしだけ。

( * 写真はjunco parisさんのリングです。同じものをパリで撮った写真はこちらです。)